純愛 ~守りたい~
二人は心配そうな顔をした。
『…。きっと、もう流れてるよ(笑)それに、あたしはずっと桐也と話してないんだし、もう関係ないよ。』
あたしは言って、教室に戻った。
―― 冬。―――――
あたしは、夏津紀には何も言わずに、学校を休み続けていた。
夏津紀が携帯を持っていなかった事もあり、連絡をとる方法はなかった。
[ 夏津紀先輩が、最近。元気ないみたいよ? ]
真緒美からメールが来た。