純愛 ~守りたい~

『な…なんで、誕生日だって……知ってるの…?』


あたしが、目をつぶったままきくと、















桐也はあたしに軽くキスをして、


『目…あけて良いよ♪』


と呟いた。




あたしが、ゆっくりと目をあけると……













目の前にはケーキが置いてあって、夏津紀と夏津紀のお父さん、それに、桐也のお母さんと医者や看護師さんたちまで立っていた。




『おめでとう♪穂乃嘉ちゃん。』


皆が言って、その後に、





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