純愛 ~守りたい~
― 真緒美ん家。――
『ただいま↑』
ドアを開けてくれた真緒美に言うと、
『おかえり↑』
真緒美と恵里佳が言い、あたしは部屋の中に入った。
『なんか…良いことあったぁ?』
恵里佳が、あたしの顔を覗き込みながら言うと、
『あぁ!私もそれ、きこうと思ってた↑↑』
真緒美はお茶を入れ終えて、あたしらのところに、とんできた。
『あったっちゃあったかなぁ?笑』
あたしは笑った。
そんな幸せそうな顔になってんのかな?
なんて思ったら、自分がおかしくて仕方なかった。