純愛 ~守りたい~
しばらくたつと、さっき桐也のベッドを綺麗にしていた見た事のない看護師が2人来て、
『藍沢桐也さんのご家族の方か何かですか?』
と話しかけてきた。
『家族ではないですけど……。桐也は?』
あたしがきくと、
『藍沢桐也さん亡くなられたんでしょう?突然、ベッドを片付けてくれって言われたんです。何時間か前に見かけた時には元気だったから驚いちゃって……あ!すみません。そろそろ行きますね。』
話をすると、2人は仕事に戻っていった。