純愛 ~守りたい~
☆最後の…
ドカッ。
泣きまくってるあたしの後ろで音がして、振り返ろうとすると、
突然!!
ギュッとされた。
『だ…?』
あたしが言いかけたところで、
『おい…。大丈夫か…。』
とても優しい声がした。
『う、うん…。大…丈夫……』
あたしは、なぜか落ち着いて答えられた。
聞いた事のある声…。
『死なねぇーよ…俺は……。っつーか、死ねねぇーんだよ。…お前を1人に出来っかよ…。』
桐也の声…?
この声…桐也だよね…?