純愛 ~守りたい~

あたしは、しばらくの間。


体調を崩して、また学校を休んだ。





―― 秋。―――――




もう、進路を皆が考え始める頃。





『羽田さん。あなたは休み過ぎだから、いける高校なんてありませんよ(笑)』


また嬉しそうに言う。




あたしはシカトして、友達と話していた。





―― 冬。―――




あと何週間かで卒業…。





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