純愛 ~守りたい~

あたしは慌てて言った。



『さぁ?あいつが俺んとこに走ってきて穂乃嘉が…って教えてくれたんだよ!でもその後どっか行っちゃって……。』


桐也はそう言い、困ったように頭をかいた。



『ちょっと探してくんねぇ↑桐也は安静にしててよ!』


あたしは言って部屋を出た。










『夏津紀…?』


小さな声で夏津紀を呼びながら、廊下を探して歩いた。












少し歩いたところで、椅子に寝そべる夏津紀の姿を見つけた。





< 444 / 492 >

この作品をシェア

pagetop