純愛 ~守りたい~
『うん…ひまわり持って、この病院の廊下、歩いてた…。見てたんだぁ…。で…どこまで?』
あたしが言うと、
『ほとんど見てた…でも、途中で帰った。』
マーくんは、手を離して座った。
『………。』
あたしも席につくと、
『俺…見なきゃ良かったって思うよ(笑)そしたら、曖昧にでも穂乃嘉といられたかなって。』
マーくんの言葉に胸がチクチクと痛んだ。
『ごめん…。』
あたしは、ただ謝る事しか出来なかった。
『俺は…3番目……かな?笑』