純愛 ~守りたい~
マーくんは夏津紀に言い、そのあと、
『じゃあ。今日は、このあと用事があるからまた連絡する…。』
あたしに言って、帰って行った。
『あいつ…誰?』
夏津紀はマーくんが座っていた場所に座り、きいた。
『…高校ん時の担任の先生。』
あたしが言うと、
『ふぅーん…。そのわりには、穂乃嘉。気まずそうな顔してない?』
夏津紀に痛いところをつかれて、何もこたえられずにいると、
『何があったかとか、どういう関係かとか言えないなら言わなくても良いけど、