純愛 ~守りたい~
桐也にだけはあいつと会ってるとこ見られんなよ。面倒な事になりそうだからさ…。』


夏津紀はそう言ってあたしの頭を撫で、立ち上がった。





『ねぇ…ちょっと……良いかなぁ?』


あたしは夏津紀に言って、屋上へとあがった。






『で、どした?』


夏津紀は屋上に着くなりきいた。



『桐也には言えない……でも、夏津紀には話しときたい…。』


あたしが下を向きながら言うと、



『どうした?』


夏津紀は明るく言った。





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