純愛 ~守りたい~

★停電の日


―― 高2。―――




中学では、あんだけ高校へは行けないと言われてたあたしも、普通に高2になった。





そんな桜が咲く春…。




突然。修治の方から、電話がかかってきた。




『穂乃ちゃん?』




元気がなかった。




『どしたぁ?笑』


あたしが明るく言うと、














『別れた(笑)』


一言で返ってきた。



『何で……急に?』


あたしがきくと、



『やっぱ、俺には耐えらんなかったから…。』


修治はこたえた。





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