私の春は指定席
私……ちゃんと笑えてるのかな
晴くんそんな顔しないでよ…
傷つけてゴメン 素直じゃなくてゴメンね…
「―――そう、わかった…オレもいっこ謝んなきゃ
あの切符ホントはただの切符なんだ…
あの日定期忘れて買ったヤツ
なんか…してあげたかったからウソついて ごめん」
晴くんはそれを言い残して私の前からイナクなってしまった。
今、手を伸ばしたら
間に合うのに…
最後まで優しい晴くんに何も言えず
私は涙をこらえることしかできなかった。
晴くんそんな顔しないでよ…
傷つけてゴメン 素直じゃなくてゴメンね…
「―――そう、わかった…オレもいっこ謝んなきゃ
あの切符ホントはただの切符なんだ…
あの日定期忘れて買ったヤツ
なんか…してあげたかったからウソついて ごめん」
晴くんはそれを言い残して私の前からイナクなってしまった。
今、手を伸ばしたら
間に合うのに…
最後まで優しい晴くんに何も言えず
私は涙をこらえることしかできなかった。