私の春は指定席
「本当は……毎朝 晴くんに会えるのが嬉しかった」


今さら 遅いかと思うけど
今の自分に晴くんにウソだけはつきたくない!!


少しの沈黙のあと…


「……オレさぁ
すげぇ淋しかったんだけどお節介だったかな とか やっぱり友達との方がいいんだ とか」


――晴くんも私のために色々 なやんでたんだ…




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