復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
奈々子は顔をあげた。涙が止まらない。

「マリちゃんが声をかけてくれたとき、本当にうれしかったんだ。やっと友達ができたんだって。だけど、わたしはバカだから、あんなことしてしまって……」

友達という言葉をだしたとき、マリの動きが止まった。

「ねっ、わたしたち友達じゃない。お願いだから、許して……」

奈々子は涙を流しながら訴えかける。

マリが顔をあげ、こちらを見てきた。

肉の腐ったような臭いと、皮膚がボロボロになったおぞましい顔だったが、視線をそらさずに、奈々子はじっと見た。

マリの唇が動き、うじ虫が数匹落ちる。

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