*-小さな恋物語-*

保志くんの私服初めてみた!!
ちょっとかっこいい!


保志くんの私服姿に少しトキメキながら駆け寄る

「保志くんごめーん!!!」


「ぉぅ」


保志くんがジーッと私を見つめる


不思議そうに私は首をコクッとかしげると保志くんは急に目をそらした


「早く後ろ乗れ!お前遅い!!」


「だからごめんって…準備に時間かかって」


「はいはい。
いちよ女の子だもんな笑゙んぢゃ行くぞー」


「ちょ!いちよって何よ!!!」

よかった。
いつもどーり喋れる!!


保志くんとの初デート。
会うまではドキドキし過ぎてなにを話ていいかわからなかった私。


服もメイクも髪型も
ものすごく迷った。

まぁその成果は
あまりなかった様だけど…


それから自転車で少しして保志くんのお家へ到着した

「おじゃましまーす!」


「誰もいないって…」


「人の家に入る時は言うのが礼儀でしょ!!」


「礼儀って…」


痴話喧嘩もしながら
私は保志くんの部屋に通された


保志くんの部屋意外に綺麗!


そんなことを思いながら
キョロキョロ部屋を見渡す私。

そんな私をポンっと頭を叩く保志くん

「大人しく座って待ってろ」

「はぁい」


ちょっとプーっとすねながらもベッドに座って大人しく保志くんが戻ってくるのん待つ



「ん。りんご。」


保志くんは私がりんごジュース好きなのを知っていたようでりんごジュースを私に差し出す


「りんご!!わ-いぁりがと♪」


「ガキー笑」


「うるさい!」


いつもと変わらない2人


違うとすれば2人っきりということだけ


いつもは他のみんながいるから2人っきりになることはまずない


そのあとも卒業アルバムをみたり部活の話をしたりと時間はあっという間にすぎていった
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