love letter
タオルケットを持ってこられた私は横になるしかなくて
ドキドキしながら体を寝かせた
すると矢田くんが
私に添う様に体を寝かせた
うわ~、これじゃ寝れないよ…
一気に目が冴える
そんな私に
矢田くんがタオルケットを掛け直してくれた
うわ~、尚更寝れない…
タオルケットの中に、矢田くんがいる
一緒の布団に入ってるよ~
このままだと
一緒の布団で寝ることになる
嬉しいけど恥ずかしい…
完全に横になりきれてない私は
肘を立てて顔を上げてた
「マーちゃん無理しないで寝て良いんだよ?」
友達の言葉に戸惑いながら頷いた
私の赤い顔は
たぶんお酒のせいだと思ってるんだ…
『ええいっ!』と私は息をのんで寝たふり
隣にいる矢田くんにドキドキ伝わりそう
私はしばらく寝たふりをした