love letter
部活を終えてみんなが帰ると
二人きりになった部室で甘い時間を過ごした
抱き締め合い
キスをして
矢田くんの手が体に触れる
大好きな矢田くんに触れられると
心も体も温かくなった
まだ幼い私は
矢田くんに触れられるだけで精いっぱい
吐息が漏れたり
感じるままの表情を矢田くんに見られることが恥ずかしくて
いつも必死に堪えてた
だから
矢田くんの意地悪な言葉にも
体だけが反応して、口では答えられなかった