love letter



「そろそろ帰らないとヤバイか…」


そう言って離れた西原



離れた途端、

胸の奥がギュウって音を立てた




西原の後を歩く私


西原は一階の教室に入り、窓に向かった




えっ、もしかして…


「西原、ここから出る気?」


「玄関、開いてないでしょ?」



確かに


玄関は開いてないよね



けど

だからって、ここから?




軽々と外に向かって飛び降りた西原


その姿を見た時

飛び降りるしかないって決意した





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