…好き。
どうしよう、

雅人が雅人が・・・・



とりあえずあたしお母さんに電話した。



「助けて、お母さん!!」

「え・・・麻子どうしたの??」


「ま・・・まさ・・と・・が・・・・」


「え・・・どうしたの、麻子?」

「ちゃんと話して。」

「雅人があたしを助けに来てくれたの、それで雅人・・・・」


「雅人君がどうしたの。」
「雅人、男に刺されて動かなくなっちゃったの。」


「え・・・・・・・・」

「麻子、とにかく今はそこにいて。お母さん行くから、そこの場所は?」


「いつもの公園・・・。」


「分かった、お母さんおばさんにも電話しとくから、できるだけ雅人君に声を掛けてあげて。」


「分かった。」


「まさとぉ、まさとぉ・・・ごめんね。本当にごめんね・・。」


「ま・・・こ??」

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