白いジャージ2 ~先生と青い空~
あ…スイッチ入れちゃったみたい。
先生の大きな上着に包まれて、
抱き合いながら、キスばかりしていた。
「直、あの夜と同じこと・・・する??」
窓から見える月は、深い美しい黄色で…
全てを知っている月は、
私と先生の幸せな時間を覗き見していた。
「あの時・・・俺が…我慢していれば、お前に辛い想いさせなくて済んだのにな…」
分厚い胸板に顔を埋める私に先生が言う。
「いいよ・・・先生・・・ 私、後悔して・・・な・・・い」
先生のキスが
私の想いを受け止めてくれる。