白いジャージ2 ~先生と青い空~
そして、ポケットから出したプレゼントをさりげなくテーブルに置く。
「直、クリスマスプレゼント。」
懐かしく思い出す。
先生に高校時代にもらったティファニーのネックレスと同じ袋に入ったプレゼント。
「またネックレスだけど…」
かわいいクロスのネックレスだった。
独特なカーブをした不思議な形のクロス。
「ありがと~!!先生、本当にありがとね。」
「俺の方こそ、いつもありがと。今日は、まじで感謝してる。」
ネックレスをつけようとすると、先生の右手がそれを止めた。
「あとで、つけてやるから待ってろ。裸になってから…な!!」
エッチな顔した先生は、ニヤリと笑う。
いつまでこんな気持ちでいられるんだろうね、先生。
最高のクリスマス、ありがとう。
先生、大好きだよ。
コーヒーを冷ます先生の息が…
私に届く。
コーヒーのほろ苦い匂いと甘い恋の香り…
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