白いジャージ2 ~先生と青い空~
『直、お前が学校にいてくれたらって思うよ。』
先生がそんな風に思ってくれることがあるなんて知らなかった。
先生は、ふとした休み時間や放課後に
いるはずのない私を探してしまうんだ…と笑った。
「先生、私はいつでも先生のそばにいるよ。無理しないで、ちゃんと弱音吐いてね。」
夜中まで電話をして、私はますます先生が好きになった。
先生が冷蔵庫を開けて、オレンジジュースを飲む音や
トイレに行っておしっこをする音まで聞こえて、なんだか面白かった。
『直のエッチ~!』
電話を切る頃には、元気な声に戻っていた先生。