白いジャージ2 ~先生と青い空~
ようやく日焼け止めを塗り終えた私と先生は、迎えにきたシュノーケリングのコーチの軽トラックに乗り込む。
港につくと、小さな船に乗り換え、そこから隣の島へ移動した。
水しぶきが顔にかかるのがとても気持ち良くて、
その気持ち良さそうな先生の顔もかわいい。
なびく髪と細める目。
隣の島は、少しだけ都会的な香りがした。
「あと10分でまた船に乗りますので、おみやげとか買う人は買ってください。」
私は、この旅でたくさんのおみやげを買う予定。
先生に笑われたけど、おみやげリストまで作ったんだ。