白いジャージ2 ~先生と青い空~
携帯事件
島に戻った私達は、違和感に気付く。
「体、重くね?」
先生の言う通り、体が重い。
「海の中にいたからか~!」
すぐに先生が回答をくれる。
あまりの疲れで私も先生も歩くのが遅かった。
でも、ここではそれくらいのスピードがちょうどいい。
のんびりと歩いた。
手を繋ぎ、目的地を決めずに歩いた。
すると、2人の目に丘が見えた。
こんもりとした丘の上に、大きな木が立っていた。
「あそこで昼寝しよっか。」
「膝まくらしたい…」