白いジャージ2 ~先生と青い空~
一本の電話
この沖縄への旅行を具体的に計画している頃。
旅行より2ヶ月前のこと…
3月になっても全く春の気配のしない寒い日が続いていた。
ある日の夜のことだった。
◆◆◆◆◆◆
夜の11時45分。
先生の入れてくれたホットカフェオレのいい香りが部屋中に広がる。
お揃いで買ったマグカップを両手に持ち、向かいに座る先生を見つめた。
さっき買ってきた2人のお気に入りのCDを聴きながら、
ゆったりとした時間を過ごす。