白いジャージ2 ~先生と青い空~
「2人きりだなぁ…ここで、エッチする?」
伸びてきた先生の左手をペチンと叩く。
「こらぁ!先生のエッチ!」
すねた顔した先生の頭を撫でた。
海の塩分のせいで、さらさらの髪が少しベタベタしていた。
「先生、好きだよ。昨日よりもっと好き。」
「俺達ラブラブ~!結婚したらどうなっちゃうんだろうなぁ。俺、幸せすぎておかしくなるよ、きっと。」
砂の付いた手で、私の首の後ろに手を回す。
強引に引き寄せられた私は、
先生の熱い唇に溶けちゃいそうになる。
どのキスも忘れないよ。
どのエッチも忘れない。
先生がくれた全部の『スキ』を記憶しておくね…ここに。
私は胸の真ん中に手を置いた。