白いジャージ2 ~先生と青い空~
卒業式のプロポーズとはまた違った恥ずかしさと嬉しさがあって、
涙が出るのに、ニヤニヤして、先生が私を呼ぶたびに恥ずかしくて顔をそむけた。
「直!!直、どした??」
からかって私を呼ぶ先生。
「やだやだ!!もう・・・こっち見ないで!」
「直・・・」
逃げる私をぎゅっと捕まえた先生。
やっと顔を見ることができた。
その表情はさっきまでの顔と違い、とても真剣だった。
そして、何も言わずに・・・
じっとただ目を見つめて、熱いキスをした。
立っていられないほどの幸せ…
私はこの瞬間を忘れないように
必死で目を開けて先生の顔と星を目に焼き付けた。