白いジャージ2 ~先生と青い空~
「直、要君におみやげ買うの?」
時々こんな風に直をいじめてしまう。
直は、俺の背中をバシっと叩いて、ぷ~っとふくれる。
「先生のバカ!!」
叩かれた手をそのまま掴んで、手を繋いだ。
俺と直は、飽きるまでずっと星空を眺めていた。
この場所が俺と直にとって
忘れられない場所になる。
次にこの場所に来る時は、
もう・・・
俺と直は、夫婦??
『夫婦』って照れ臭い。
夜が更けるにつれて、どんどん星の数が増えた。