白いジャージ2 ~先生と青い空~
俺は、寝息を立てそうな直のふとんに手を伸ばす。
「直、ちょっとだけくっついて寝ない?」
「ん・・・うん。くっつくぅ~!」
俺の腹にぎゅっとくっつく直・・・
「直、俺の腹筋触ってみて。」
「ここ?」
力を入れた俺の腹筋に触れた直は嬉しそうに笑う。
「そこ、俺のスイッチ~!!」
俺は、眠そうな直を自分の体の上に乗せた。
「直が俺のスイッチ押したんだからなぁ・・・キスして、直。」
直は、自分の髪を左手で持ちながら、俺にそっとキスをした。
火照った体の俺達は、日焼けで痛い体を癒し合う。
最後の夜。
目を閉じると、そこには満天の星がまだくっきりと残っていた。
星の下で、俺は直に永遠の愛を誓う。