白いジャージ2 ~先生と青い空~
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「どこ向かってんの?先生…」
運転している先生の左腕にそっと触れた。
すると、先生の手が私の手を握り、優しい顔を私に向ける。
少し開けた窓から冷たい秋の風が吹き込む。
「いいとこ行こっか…」
先生の顔が真剣だったことと、
先生の手が少し湿ってたことで私は想像が膨らんだ。
それから口数がぐんと減った私に先生はふざけて声をかけてくれたけど、
頭の中はこれから先生が向かおうとしてる場所のことでいっぱい…
初めて…
先生とは何度エッチしても初めてのようにドキドキする。
そして、最初のキスで体がふわぁ~って浮いちゃうような感覚。
先生と抱き合うたびに、『先生を好きだ』って実感する。
いい加減慣れてもいい頃なのに…
初めて…
こんな場所。
ラブホ街。