白いジャージ2 ~先生と青い空~
あの日と同じようなスーツを着た先生。
今日は、家庭訪問を終えた先生とのデート。
あれからいろんな事があったけど、私の先生への気持ちは落ち着くどころかどんどん大きくなって、どんどん燃え上がってる。
「どした?」
先生が肩に回していた手で私の背中を優しく撫でる。
先生、好きだよ。
あの日、大好きな先生の手を離してしまった私を許してね。
もう、絶対に自分の気持ちに嘘、付かないから…
乗ったエレベーターの中で…
あの日と同じように…先生がキスをした。
「思い出すな…」
先生はそう言って、私の頭を撫でた。
先生も同じことを考えていたことが嬉しくて涙が出る。