Sweet Love Bitter


「はぁ、…もうっ、何なんだよ…っ」



ため息をつきながら、野田先輩は寝転がった





「…あ、来ない方が良かったですか…?」

「別に、そんなんじゃねぇけど…」

「そう、ですか…
 頭、大丈夫ですか?」

「ん?ああ、全然痛くねぇよ?」




…私のこと、忘れてなくて良かったぁ……






「つか、カッコ悪いよな…」

「え?」




カッコ、悪い…?




「頭に包帯巻いて、患者服着て…
 こういう姿、お前には見せたくなかったんだけど…」



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