Sweet Love Bitter
「…美亜?」

「あ、家…着きましたんで…
 さ、さようなら!また明日…!!」




先輩の顔が見れなくて…

涙で視界がボヤけて…




全てが歪んで見えて…




「美亜、おかえり…、美亜!?どうしたの?!!」

「…お母さっ……、」





涙、止まんない…



自分で、壊しちゃった。



この、想い…






気付くのは遅かった。




…壊れるのは、すぐだった。





< 73 / 133 >

この作品をシェア

pagetop