ひも
「あー、昼まっからのビールはうめぇなぁ」
泉はゆったりしていた。
「あれから、もう二年かぁ」
実は幸子と出会ってから、二年の月日がたっていた。
相も変わらず、俺は今で言うニートであった。
たまに、バイトをしながら、自由気ままな暮らしをしていたが、次第に
家賃が払えなくなり、住んでいたアパートを追い出された。
そこで、寝床を確保するため、公園のベンチを死守していた。
そこで、公園の生活も2.3日過ぎようとしていた。
「はぁーやべ、まじで金がねぇ。昨日、パン代であと17円しかねぇ」
泉は上半身裸で17円を握りしめていた。
「しかし、この公園全く人がこねぇな、もしかして俺のせいかなぁ。
んなぁことねーよね。とりあえず滑り台のトンネルでひと眠りするか」
泉は一人でしゃべりながら、孤独とさみしさを紛らわしていた。
すると、その日の夜、、おなかが減って、なかなか寝つけないなかった時、女の悲鳴みたいな声が聞こえたのでトンネルの隙間からびくつきながら覗いて見た。
「誰か、誰かー助けて、離して、はんし・・・・んぐ」
「うるせー、ここはな無人の公園なんだよ。誰もこねーよ、騒いでも無駄だおとなしくしろ、殺すぞ」
どうやら、女が男に襲われているもようだ。泉はあっけにとられて様子を見ていた。
「た、-助け・・きゃ」
「うるせー、わめくなっていってんだろ」
泉はだんだん、いてもたってもいられない気持ちになっていた。
「あー、くそ、くそ、あー」
頭の中でもじゃもじゃして、ついに吹っ切れた。
泉は草むらをこそこそ移動し、男の背後に忍び寄った。
「おとなしくしたら、気持ちよくしてやるからな」
「う・・・」
男はズボンを脱ぎかけているときに泉は背後から後頭部を殴った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
泉は息遣いが荒くなっていた。
「あ、ありがとうございます」
女は目に涙を浮かべながら、震えていた。
泉はなんて言ったらいいか、分からなかったがとりあえず襲った男の服をさぐり、携帯と財布を取り出した。そして、警察に連絡し男を引き渡した。
そして次の日、泉はいつもどおり公園に寝ていた。
泉はゆったりしていた。
「あれから、もう二年かぁ」
実は幸子と出会ってから、二年の月日がたっていた。
相も変わらず、俺は今で言うニートであった。
たまに、バイトをしながら、自由気ままな暮らしをしていたが、次第に
家賃が払えなくなり、住んでいたアパートを追い出された。
そこで、寝床を確保するため、公園のベンチを死守していた。
そこで、公園の生活も2.3日過ぎようとしていた。
「はぁーやべ、まじで金がねぇ。昨日、パン代であと17円しかねぇ」
泉は上半身裸で17円を握りしめていた。
「しかし、この公園全く人がこねぇな、もしかして俺のせいかなぁ。
んなぁことねーよね。とりあえず滑り台のトンネルでひと眠りするか」
泉は一人でしゃべりながら、孤独とさみしさを紛らわしていた。
すると、その日の夜、、おなかが減って、なかなか寝つけないなかった時、女の悲鳴みたいな声が聞こえたのでトンネルの隙間からびくつきながら覗いて見た。
「誰か、誰かー助けて、離して、はんし・・・・んぐ」
「うるせー、ここはな無人の公園なんだよ。誰もこねーよ、騒いでも無駄だおとなしくしろ、殺すぞ」
どうやら、女が男に襲われているもようだ。泉はあっけにとられて様子を見ていた。
「た、-助け・・きゃ」
「うるせー、わめくなっていってんだろ」
泉はだんだん、いてもたってもいられない気持ちになっていた。
「あー、くそ、くそ、あー」
頭の中でもじゃもじゃして、ついに吹っ切れた。
泉は草むらをこそこそ移動し、男の背後に忍び寄った。
「おとなしくしたら、気持ちよくしてやるからな」
「う・・・」
男はズボンを脱ぎかけているときに泉は背後から後頭部を殴った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
泉は息遣いが荒くなっていた。
「あ、ありがとうございます」
女は目に涙を浮かべながら、震えていた。
泉はなんて言ったらいいか、分からなかったがとりあえず襲った男の服をさぐり、携帯と財布を取り出した。そして、警察に連絡し男を引き渡した。
そして次の日、泉はいつもどおり公園に寝ていた。