俺様のカゴの中
花嫁修業にエロ本が必要なことを初めて知った…。



ちょうど虎宇の元へやってきたタイラさんを発見。



「エロ本買いに行きたいんですけどどこに売ってますか?」

「お嬢っ様…?」

「虎宇が花嫁修業するならエロ本にしろって言うんです」

「それはですね…。虎宇様のお戯れが過ぎただけかと…」

「じゃああたしは何をしたらいいのぉ!?」

「そ、そのままでいいんじゃないでしょうかね?」



う"ぅぅぅぅ~…。



何もすることがなくなっちゃった…。



次の日、学校で上辺だけの友達に聞いてみた。



「花嫁修業?新島さん結婚するの?」

「そうなの。だから花嫁修業しようかな~って」

「お相手はどんな方!?」



結婚の話で盛り上がるだけ盛り上がって終わってしまった…。



やっぱり最後はこの人に頼る。



「花嫁修業!?留宇が?」

「だって雷さんの奥さんになるの不安なんだもん…」

「そりゃああたしも不安だ。まず雷さんとどこまでいったの?」



どこまで?



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