俺様のカゴの中
雷さんの口からはたぶんそんな名前聞いたことなかったし…。
ちょっと気になる…。
「キラって誰?」
「キラはね~、雷の元かにょ」
元…カノ…?
それって付き合ってた人だよね…。
そう言えば前に雷さんの過去を聞いた時、過去にまで妬かれたくない的なことを言われた気が…。
「留宇、ここ座っとけ。ぜってぇ飲むなよ?」
「わかった…」
どうやら雷さんはみんなに挨拶に行くみたいです…。
ひとりポツンと店内に置かれたイスに座るあたし。
気を使ったのか、てっちゃんとカズ君がやってきてくれた。
「この前マジ大変だったし!!」
「お酒探し?」
「そう!!あっても未成年には売れねぇとか言われてさ~…」
あの日、たっくんとカズ君とてっちゃんは勝手に飲んだ雷さんのお酒コレクションを夜中に持ってきた。
あたしは寝ちゃってたから会わずじまいだったけど。
やっぱり大変だったみたいだね。
「ねぇ、カズ君」
「ん?」
「キラって人知ってる?」
そう言ったら動きが止まった。
ちょっと気になる…。
「キラって誰?」
「キラはね~、雷の元かにょ」
元…カノ…?
それって付き合ってた人だよね…。
そう言えば前に雷さんの過去を聞いた時、過去にまで妬かれたくない的なことを言われた気が…。
「留宇、ここ座っとけ。ぜってぇ飲むなよ?」
「わかった…」
どうやら雷さんはみんなに挨拶に行くみたいです…。
ひとりポツンと店内に置かれたイスに座るあたし。
気を使ったのか、てっちゃんとカズ君がやってきてくれた。
「この前マジ大変だったし!!」
「お酒探し?」
「そう!!あっても未成年には売れねぇとか言われてさ~…」
あの日、たっくんとカズ君とてっちゃんは勝手に飲んだ雷さんのお酒コレクションを夜中に持ってきた。
あたしは寝ちゃってたから会わずじまいだったけど。
やっぱり大変だったみたいだね。
「ねぇ、カズ君」
「ん?」
「キラって人知ってる?」
そう言ったら動きが止まった。