俺様のカゴの中
珍しく留宇が紫の着物なんか選ぶもんだから俺もちょっと欲情してしまう…。
「雷さん達離れすぎぃ~!!」
「わりぃ…。10代のテンションにはちょっと…」
「お賽銭、持ってない」
「はぁ?財布どうした」
「着物に浮かれてお家に忘れてきたよ」
「きたよじゃねぇよ…。ほら、500円」
「ありがとう!!」
お賽銭を投げ、何かを必死に願ってる留宇の隣で俺も願った。
今年1年、留宇が健康であるように…。
そして俺と留宇の仲も、このまま良好であるようにと。
「新年一発目の商談がうまく行きますように!!ホテルが潰れませんように!!」
「人事部長に下ネタ言われませんように。切実に。そして左遷されますように。これも切実に」
隣のふたり、会社のことしか願うことねぇのかよ…。
しかも深見、俺に聞こえるように言ってね…?
「あんなヤツ死ねばいい…」
「バイト先の雇われ店長、呪われちゃえばいい…」
「どうかいなくなりますように…」
「早くクビになりますように…」
虎宇とアスカ、なんか間違ってるから…。
「雷さん達離れすぎぃ~!!」
「わりぃ…。10代のテンションにはちょっと…」
「お賽銭、持ってない」
「はぁ?財布どうした」
「着物に浮かれてお家に忘れてきたよ」
「きたよじゃねぇよ…。ほら、500円」
「ありがとう!!」
お賽銭を投げ、何かを必死に願ってる留宇の隣で俺も願った。
今年1年、留宇が健康であるように…。
そして俺と留宇の仲も、このまま良好であるようにと。
「新年一発目の商談がうまく行きますように!!ホテルが潰れませんように!!」
「人事部長に下ネタ言われませんように。切実に。そして左遷されますように。これも切実に」
隣のふたり、会社のことしか願うことねぇのかよ…。
しかも深見、俺に聞こえるように言ってね…?
「あんなヤツ死ねばいい…」
「バイト先の雇われ店長、呪われちゃえばいい…」
「どうかいなくなりますように…」
「早くクビになりますように…」
虎宇とアスカ、なんか間違ってるから…。