俺様のカゴの中
半脱ぎ状態で話した花井君のこと。



勝手な待ち合わせを断る前に逃げられたこと。



「まさか行く気?」

「どうしたらいいの!?」

「それは留宇が決めることだ。好きにすればいい」

「なんで…?」

「お前を信じてるし、今から俺がすることで明日留宇のカラダが動けばの話だが」



へっ…!?



雷さん…怒ってない?



あたし…どうなりますか!?



「留宇、キスで窒息してみる?」

「ヤダっ!!んっ…」



絶対怒ってる!!



苦しくても逃げられなくて、雷さんにされるがまま。



触られてしまうと無抵抗になってしまう。



最終的には真っ白な頭で考えることをやめる。



終わった後のタバコを吸う後ろ姿が好き…。



早く隣に来て抱きしめて?



眠りたい…。



「寝そうになってんな」

「えっ…?」

「まだ終わってねぇよ」



ウソ…。



今終わったばっかり…だよ…?



雷さんの…サディスティックエロオヤジ!!



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