俺様のカゴの中
カイが雷さんをご飯に誘ってる…。
「こちらは…彼女さんですか?」
「いえ、妻です」
「更にビックリです…。奥様でしたか…。初めまして、カイです」
「息子がカイ君のファンで。記念に1枚いいかな?」
「えぇ、喜んで!!」
む、息子!?
今雷さん握手させないように割って入ったでしょ!!
むぅぅぅぅ~!!
「俺、藤間さんに興味あるな~」
「ははっ、今度は是非仕事の話でもしましょう」
「マジですか!?スッゲー嬉しいです!!」
あたしとは一言も話さぬままカイは他に行ってしまった。
せめて握手したかった…。
「なんで雷さんばっかりぃ~…」
「仕事が欲しいんだろ?うちの会社、CMで人間使わねぇし」
「CM?」
「うちと契約すりゃ他の国でも流れっからな~。そりゃ、おいしい仕事相手だ」
「そんな理由だったの?」
「他に俺にどんな興味示すんだよ。アイツ、男が好きなのか?」
「ち、違うもん!!この前彼女と別れたばっかりだし!!」
「俺には関係ねぇ」
ヤキモチだったんだろうか…。
「こちらは…彼女さんですか?」
「いえ、妻です」
「更にビックリです…。奥様でしたか…。初めまして、カイです」
「息子がカイ君のファンで。記念に1枚いいかな?」
「えぇ、喜んで!!」
む、息子!?
今雷さん握手させないように割って入ったでしょ!!
むぅぅぅぅ~!!
「俺、藤間さんに興味あるな~」
「ははっ、今度は是非仕事の話でもしましょう」
「マジですか!?スッゲー嬉しいです!!」
あたしとは一言も話さぬままカイは他に行ってしまった。
せめて握手したかった…。
「なんで雷さんばっかりぃ~…」
「仕事が欲しいんだろ?うちの会社、CMで人間使わねぇし」
「CM?」
「うちと契約すりゃ他の国でも流れっからな~。そりゃ、おいしい仕事相手だ」
「そんな理由だったの?」
「他に俺にどんな興味示すんだよ。アイツ、男が好きなのか?」
「ち、違うもん!!この前彼女と別れたばっかりだし!!」
「俺には関係ねぇ」
ヤキモチだったんだろうか…。