明日にゃ明日の風ふくさ




「ゆ、ゆうき!?」


「めぐみ!?」


声がした方を見てみたら、こいつ、西村祐希がびっくりした顔でこっちを見ていた。


「まさか、ゆうきも…」


「3組だよ。」


「えぇ~!?うそ…。中学校では離れられると思ってたのに!」


家が隣同士という事もあって、私とゆうきは赤ちゃんの時からずっと一緒だ。


何故か、幼稚園でも小学校でもクラスが同じだった。


< 2 / 22 >

この作品をシェア

pagetop