あいつと私の関係

「たぶん
ヒョウガ君を
捕まえにいったんだよ」

「なんで?」

「逃げようとしたんじゃないか?
ヒョウガ君」

「変な人・・」

「そーだミキ・・」

「なに?」

「言っとくけどな
ミキの婚約者は
お前がよーく知っている人物だよ」

だから大丈夫だ!と言って
お父さんは
笑った・・


私のよーく知っている人物?
私外人の知り合いなんて
いないんだけど・・

「ほらっ来たぞ」

そう言って
お父さんが指を指した
ところには
笑顔で手を振っている
ヒューガさんと・・
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