さようならⅡ
さようなら、大好きなアナタ
あなたのことが大好きです。

凄く凄く好きなんだけど、
凄く凄くツライんです。
凄く凄く悲しいんです。
凄く凄く泣きたくなるんです。
あなたを思うと涙が止まらないんです。

だから、
あなたに会えなくなるのは悲しいけれど
さようなら。

もう、あなたに会いません。
会ってしまうと決意が鈍るから・・・・
メールも送らないし、返しません。

さようなら。


あなたは私にとってとても大事な存在でした。
人見知りで、人が怖い私が心を許すことが出来た、そばにいると安心感を得ることができた、かけがえのない存在でした。

あなたがいればいい

そう思うほど私の心はあなたに依存してしまってました。

だから、私はあなたの気持ちの変化に気付かないフリをした。
数少ない安心できる存在を手放したくないから、手放すことが怖いから、あなたと会えなくなるのが嫌だから、私はあなたを繋ぎとめることだけで必死だった。

メールが素っ気なくなったのも
会話が少なくなったのも分かってたんだ。
だけどあなたと一緒にいたかった。

これからもずっとずっとあなたの傍にいたかったんです。


だけど、やっぱりあなたの気持ちを無視することは出来ませんでした。
大好きなあなたの笑う姿が大好きだったのに、あなたは私の前で笑うことが少なくなりましたね。
私があなたの傍にいると、あなたの笑顔を奪ってしまう。

あなたのさり気ない優しさが好きだったのに、あなたは優しすぎるから無理して私に接してくれてましたね。
私のためにあなたに無理をして欲しくない。


好きで
好きで
ずっと一緒にいたいんだけれど、あなたに無理させてしまうなら、私はあなたに会いません。

「さようなら。あなたのことが大好きでした。」
このメールで最後にします。

一つだけお願いです。
いつも笑顔でいてください。
私の大好きだった笑顔でいてください。

さようなら。
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