*SWEET LESSON*

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「先生、俺の顔に何か付いてますか？」



「え゛!?い…いや、なんでもないです…」





一夜明け。



今は大和のいる特Aクラスの授業中なんだけれど…


出席を取っていく間に、見覚えのある名前を発見してしまった。


国枝　斐二。



彼もまたこの特Aクラスにいたとはっ!!


この間は緊張しすぎて分からなかった。だけど、実は窓側の一番前の席に居たんだね。



「えーと、じゃあ　国枝君」


「はい」



「佐々君」


「はい」




……



昨日の、あんな場面を見られた相手がこんなに近い場所に居るなんて


本当に気まずい。



専ら、彼と大和はそんなことは気にしていない様子だけども。