*SWEET LESSON*




「まぁ、そんなに落ち込むなよ。仕方なかったんだしさ。


それに…」



ギシ…ッ




な…何故ベッドに腰掛ける…!!!



「お前のなら何だって触ってやるぜ…?」



ひぃぃッ!! まさかの変態発言ーーーー!!!しかも何であたしの頬を撫でるんだ!


だんだん近づいてくる彼の顔。



突き飛ばして逃げようかと思ったその時だった。





「良いんですか?丸見えですよ?」



「!!!!」



この声ーーーーー!!!!




どうしてこんなに変な場面で現れるんだと怖くなるほどのタイミング!


こんな威圧感を出す声は



大和しかいないッ!





カーテンが開く。そこに居たのはやっぱり大和で。



けど、見慣れないジャージ姿に 不謹慎にも笑ってしまった。おっと、危ない。

見られたらタダじゃ済まないな、きっと。


大和の本性など微塵も知らない柳瀬さんは、本当に逢引してたみたいに


「ちぇーっ。せっかくイチャイチャしてたのに…」


と言う。




ちょ、ちょちょちょ!!



あんまり刺激しないでいただけます!?





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