最低な君が好き!





(夏維、相変わらずモテるんだなー
生意気っ!)





そう思いながら、あたしも下におりて行った。























「由魅ー
なんか飯作ってー」





洗面所から、夏維が大声で言った。








『はぁー?
なんでよー』


















「なんでってー
腹減ったー」









『どっかで食べよーよ!』












「俺、金ねー」











『仕方ないなー!
なら
あたしのおごりでいーよ』











「はぁ!?
嫌だしっ」








夏維が、洗面所から出てきた。
なぜか上半身裸で。


















『なんで?
服着てよ』















「カッコ悪ぃーじゃん!」

















『別に・・・・?
カッコイーとか思った事ないし?
つーか服着て』















「あ゙?
いいよ!作れよ!」










『料理できない!
服着てよ!』










「だーもう!
作れっ!」








『あたしが急に誘ったから!
おごるっ!
てか服!』




























「・・・お願いします」











夏維が、頭をペコりと下げた。


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