最低な君が好き!
〈大祐が・・・・・
愛に告った・・。
フラれたらしいんだけど・・・・〉
ナミは
泣く泣く話していた。
《愛が
その事言わなかったから
怒ってるの?》
〈ん・・・〉
あたしのせいだ。
あたしが
言わないほうがいい。
なんて言ったから・・・。
《ごめん・・・》
〈え?
なんで由魅が
謝るのよー〉
ナミは
軽く笑って言った。
《あたし・・・
その事知ってた》
〈えっ〉
《昨日・・・・
休み時間に相談されて・・・・・
それで・・・・
ナミと大祐君が気まずくなると思って・・・
ごめん・・・・》
〈アンタ達・・・・
なんも知らない波湖を見てバカにしてたの!?〉
《違うよ!
ただ・・・・・》
〈なによ!!!!〉
ナミの怒鳴り声で黙ってしまった。