最低な君が好き!
「なぁ」
『はい?』
「晴とはどーなってんの〜?」
ニヤニヤしながら聞く
夏維。
ってか、晴?
晴って・・・
『ぅわァッ!』
如月の事忘れてたー!!泣
『あぶなーっ!
この乙女の思春期を・・・
泥沼で終わらすところだった!』
言った後に
ハッとした。
「・・・・泥沼?」
『や。べつに』
「・・・・・ふぅん。
ってか、晴の事
本当に好き?」
『は?
なんで?』
「由魅は惚れっぽいからぁ」
(なによ!
どいつもこいつも・・・)
『好きだよっ!』
「ふ〜ん」
(ムッカつく〜!)
そう思いながら歩いていたら、
学校に着いた。