最低な君が好き!
再スタート。
ピンポーン。





(来たっ!)












ガチャッ




バタバタ・・・











ガチャッ。
















愛の部屋の扉を
開けると、
麻由とナミが
立っていた。









「よっ」







『・・・よぉ』












ナミは
かなり不機嫌な顔を
している。





そりゃそうだろう。




















「波湖ぉ・・・
ごめんなさい・・・」















愛は
波湖を見た途端、
泣きながら言った。











『愛・・・・。
ナミ、ごめんなさい・・。
本当にごめん・・・』











ナミは怒ると思ったが、
なぜかナミも
謝ってきた。









「ごめんなさい・・・!」

















『「え・・・・?」』


















「波湖ね・・・
気付いてた。
大祐が愛の事好きって・・・」












ナミは続けた。










「それで・・・
大祐が愛に告ったの
聞いて・・・・
やっぱり悔しかった。
でも・・・実は、
波湖が大祐に告った時、
《俺は今好きな人がいる。
そのうち告白する。》
って言われて・・・
波湖、
《それでもいい》
って言ったんだ・・・
でも、
大祐が愛に告った時、
やっぱり悔しくて・・・
大祐にも・・・
愛と由魅にも
八つ当たりした。
・・・まじごめん」


< 55 / 80 >

この作品をシェア

pagetop