最低な君が好き!
あたしは
初めて聞く事に
驚いた。













「告られた事を
教えてくれなかったから
怒ってるとか・・・
ただの口実なんだよね。
本当ごめん」


















それからナミに





「ほらっ。
早く!」





と麻由が言った。


























するとナミは
少し俯きながら










「また波湖と・・・
友達でいてくれますか?」





















それを聞いた途端、
あたしと愛は
笑顔になった。





















それで顔を見合わせ、
言った。
















『「当たり前じゃん!」』










思えば、
ナミが謝ってきたから
少し調子にのったのかもしれない。
でも、
ナミと友達でいたいのは
本心だった。
























ナミは笑顔で





「ありがとう」




と言った。





















すると麻由は





「あ〜〜
よかったよかった!
じゃあ今日は、
あたしらの友情
再スタートだね!」














『・・・・そうだね!』









「よろしくね!」








「よろしくっ」







皆で口々に言い、
そのあと解散した。










(仲直りできてよかった。
やっぱり友達は
いいな)















再確認した
一日だった。


< 56 / 80 >

この作品をシェア

pagetop