最低な君が好き!
「な〜みこ♪ま〜ゆ♪」
「おー!
愛〜♪由魅〜♪」
「ちゃんとお金持ってきたよねー?」
そう麻由が言い、
あたしと愛は顔を見合わせた。
「麻由怖〜い!
由魅と同じ事言ってる〜」
するとナミが
「キャーん♪
カツアゲ!?」
『ナミも〜!
愛と同じ事言ってる〜♪』
なんてくだらない話をしていた。
キーンコーンカーンコーン
『あっ
授業始まった〜』
「マジだぁ〜
じゃ、由魅。愛。バイバ〜イ」
『「バイバ〜イ」』
と口々に言い、
教室に戻った。
「なぁ」
『なにっ!?』
急に話かけられて驚いた。
だって相手は如月だったから。